地元ではない場所へ移住するとき、移住先ってどう決める?
我々の実体験をもとに、実際にやったことをお伝えします!
これやっておいてよかったなー!と思うことをたくさん盛り込みました。
- 移住したい気持ちはあるが、移住先がなかなか決まらない人
- どうやって移住先を決めたらいいかわからない人
移住の目的を明確にする
これが本当に本当に大事!
なぜわざわざ移住をしたいのか?これを明文化します。
特に家族で移住する方は、移住目的をちゃんとすり合わせます。
これが明確になっているかどうかで、移住成功率が変わるといっても過言ではありません。

一番時間かけてもいいくらい大事です。
ふるさと回帰支援センターへ行く
東京から地方へ移住する人であれば、まずはふるさと回帰支援センターに足を運んでみましょう。
ここでは、各都道府県の相談ブースが設けられており、一度に各地方の移住情報を手に入れることが可能です。
どこに移住するか決めてない人でも、移住についてざっくりと相談することもできます。
私たちも、ふるさと回帰支援センターへ相談に行って移住先の決め方のアドバイスをもらいました!
さらに、希望を伝えるとお勧め移住先も案内してくれます。
相談するには予約が必要ですので、Webから相談予約を入れてください。
目的を踏まえて移住先候補を出す
移住の目的が明らかになったら、目的を達成できそうな移住先の候補を出していきます。
私たちの場合は、以下のような流れで移住先候補を絞り込んでいきました。
- 1都道府県単位で絞り込む
移住目的を踏まえ、「気候」「交通の便」「人気移住ランキング」「移住サポート」などをもとに、5-10都道府県ほどに絞り込む
- 2都道府県内の自治体をリスト化
候補の都道府県の中から、より具体的な場所を決めるために自治体をExcelやnotionなどを使ってリストアップ
- 3各自治体に点数をつける
我々は移住目的を踏まえて4つの項目で点数付け。優先度で項目ごとにウエイトを付け、各項目の合計点を計算
- 4点数の高い自治体を3つに絞り込む
点数の合計点が高いところから3つに絞り込んだ
だいたい、3-5エリアほどに絞れると動きやすいと思います。
我々は夫婦2人で選定しましたが、「3.各自治体に点数をつける」はそれぞれ個別ワークとして空き時間に実施。
お互いの点数を見て、二人の中で話し合い、各自治体の点数を微調整して確定させました。
候補になった自治体に相談する
候補になった3-5エリアの自治体ホームページにアクセスし、移住相談があるかどうか確認します。
相談OKな自治体であれば、Webや電話、メールで申し込み。
ネット上の情報ではわからないことを、実際に自治体の人に聞いてみました。
もし、ホームページに相談についての記載がなくても大丈夫です。
担当部署の問い合わせアドレスは記載されているはずですので、そこに相談内容を送ってみてください。

返事がない場合は、ご縁がなかったと思って候補から外しました
実際に行ってみる
自治体の方から直接聞いた段階で、一度候補地の再整理を行います。もしイメージと違って候補から落とす場合は落とします。
イメージ通りであれば、実際に行ってみましょう!
実際に行ってみるって本当に大事です。本当に。
東京からのアクセスもわかりますし、町の雰囲気も行ってみないとわからないことだらけです。

我々も第一候補に実際に行ったところ、イメージの違いがあり候補から外れることに
ちなみに、自治体の人が町を案内してくれるところもありますので、自治体に相談したときに聞いてみてください。
そういったサービスがなくても、住むときにお勧めのエリアを聞いておき、実際にそこに行ってみることをお勧めします。
住居を探してみる
直接視察してみて、移住先を1-2個まで絞れたら、あとは実際に住む場所を探してみましょう。
移住後の居住先候補としては以下になります。
- 新築住宅購入
…新築を建てられる土地があるか検索。購入時に補助金が出る自治体もあります! - 中古住宅購入
…希望エリアに中古物件があるか検索。こちらも購入時に補助金が出る自治体もあります! - 空き家購入
…「空き家バンク」に登録されている家を購入。こちらも購入時に補助金が出る自治体もあります! - 賃貸物件を借りる
…賃貸サイトで該当エリアの物件を検索。
例えば空き家購入を希望していた場合、実際に条件の良い空き家が存在するかどうかで、移住先を決めます。
立地も移住支援も申し分ないのに、住む家が見つからない!というケースは多くありますので、事前に確認しておいたほうがいいでしょう。
実際に購入したり借りたりする物件を決めるのではなく、候補がいくつか出てくればOKとします。
(最終決定は、移住先を決めてからで大丈夫です!)
移住先決定!
居住先も問題なく見つかりそうであれば、移住先決定です!
もし、複数の移住先が候補として残っていたら、あとはもうフィーリングです。
ここまで残っていたら、たぶんどこを選んでも問題ない思います!
移住後の生活がイメージしやすい、とか、自治体の担当者の感じがよかった、とか。
ここは、自分自身もしくはご家族と十分に話し合って決めてみてください。
まとめ
- 移住の目的を明確化する
- ふるさと回帰支援センターに行く
- 目的をもとに候補地を選定する
- 候補になった自治体に相談する
- 実際に現地に行ってみる
- 住居を探してる
- 移住先決定!
イメージだけ先行して移住先を決めてしまうのは、失敗のリスクが高まります。
まずは「なぜ移住をしたいのか」という目的をすり合わせてから、それに合致する移住先を探しましょう。
今回の手順は、1回では決められないことの方が多いはず。
何度も目的に立ち返り、候補地を決めていってください!


