私が30代でフリーランスを選んだ理由をお伝えしようと思う。
もともと、大学生あたりからフリーランスに興味がありましたが、もっとスキルと貯蓄を貯めて40-50代くらいに開業かな…?なんて思ってました。
ただ、冷静になって考えれば考えるほど、いち早く会社員を辞めてフリーランスになった方がいい!という結論に至り、30代でフリーランスに転向しました。
「なった方がいい」というか「ならないとまずい」と思ったのです。
なぜ、私がそんなに急いで30代でフリーランスになったのか、理由を整理してお伝えします。
- フリーランスに興味がある20-30代の人
- 現在会社員で、なんとなく今のままでいいのか不安に思っている人
フリーランスがいいと思った理由
人とのコミュニケーションが苦手だった
私が30代でフリーランスになった理由は、自分の性格にあります。
新卒入社前の就活段階から気づいていたことですが、私はかなりコミュニケーションが苦手なタイプ。

MBTIでは内向的なINFP(仲介者型)、またおそらくHSS型HSPです
そのため、平日ですり減ったHPを土日に寝て過ごして回復させ、また月曜を迎える…という日々。
「会社員は自分に合っていないから、いつかはスキルを身に着けてフリーランスになる!」と決めていました。
もちろん、フリーランスになったらコミュニケーションしなくていいわけではないです。むしろめっちゃ増えると思う。
でも、自分でコミュニケーション頻度や取引する相手を決める裁量があるという点では、会社員とは雲泥の差です。
出社が大嫌いだった
私がフリーランスを目指した理由は、会社員の「出社」が大嫌いだったからです。
コロナ禍ではさすがに在宅勤務OKでしたが、徐々にうちの会社も出社必須になりました。
以前は毎日出社していたのに、なぜこんなに嫌なのでしょう?と思い整理するとこんな感じ。
- 在宅のときより1時間以上早く起きないといけない
- 身なりを整えないといけない(メイク、ファッション、ヘア)
- 通勤に片道2時間かかる
- 通勤ラッシュでもみくちゃになる
- 朝の通勤中、スマホの通信が遅くなって何もできない(みんな使うから?)
- 会議室の移動、時間制限が煩わしい
- 会議室を使いたくても使えない
- 周りの雑談や話声でうるさい
- 作業中に何度も話しかけられて集中できない
- 一人で食べたいけど、チームでランチに行くときもある
- ランチに外食するとお金がかかる(都心だったため安くて1000円以上)
- 気分転換に家事をしたりできない
むしろ、今まで毎日疑問に思うことなくこれを続けてきていた自分にも驚きました。超人?
そんな時間がもったいなく感じ、もっと有意義に時間を使いたい…という思いが強くなっていきました。
「なら在宅可の会社に転職すればいいのでは?」と思うかもしれません。
でも、昨今出社回帰の企業はどんどん増えていて、転職したからといって在宅が確約されるわけではないので、止めました。
住む場所・働く時間を選択できる人生にしたかった
私がフリーランスを目指したのは、とにかく自由になりたかったから。
特定の場所に縛られることなく、自分のライフスタイルに合わせた場所で働けるというのは、私にとって大きな魅力。
旅行をしながら仕事をする、自分の好きな環境で作業をする、居住地を変えるなど、生活の質を高める選択肢が広がります。
特に居住地に関しては、人生何があるかわからないので、その時その時の最適地に移り住むことを想定していました。
時間だって、会社員みたいに「8時間働け」「残業するな」なんて言われることはありません。
自分の裁量で、仕事の時間まで決められる環境はめちゃめちゃ憧れでした。
会社員をリスクに感じた理由
平日8時間拘束されるとやりたいことができない
私が30代でフリーランスになることを急いだ理由は、やりたいことをやる時間を作るため。
私が人生でやりたいことを紙に書いてみたら、とにかく時間が足りないことが分かりました。
平日8時間も会社に拘束されると、やりたいことの半分もできない。
休日に行きたいところに行こうとしても、どこも激混み。人混み嫌いな私にとっては結構な地獄。
平日は平日で、仕事後に何かするなんて体力は残ってません(つらい)。
例えばスキルを十分に磨いた50代でフリーランスになったとして、やりたいこと全部できる?
体力も気力も落ちてるだろうし、子供がいれば自分だけの人生ではなくなっているかもしれない。
30代の身軽なうちにフリーランスにならないと、絶対後悔しそうだと感じました。
会社の仕事に夢中になれなかった
私がフリーランスにならなければ、と思った理由は、仕事に情熱が持てていなかったから。
仕事に情熱が持てない・やる気が出ない会社員は以下のようになります。
- 怒られない程度にサボる
- 効率よく仕事を回すことばかりを考える
- 新しいことに手を挙げない
- 無駄な8時間を過ごす
「やりたいことがあるのに時間が足りなくてできない」はずなのに、この月200時間、こんな不毛な時間を過ごしているの、やばくない?
こんな状況で過ごしていたら、スキルアップどころか停滞どころか低下するんじゃないか?
30代のうちに早く脱却しないと!
そう思い、30代のうちからフリーランスになることを少しずつ計画していきました。
会社のあり方が変わると確信した
私が30代でフリーランスになった理由は、今後フリーランスのような働き方が主流になると考えたから。
昨今、日本の終身雇用制度は徐々に崩壊しつつあります。
会社にいる、まったく仕事をしないおじさんが多額の収入をもらっているを知って、すごく損した気分になったのを覚えています。
自分の力でお金を稼いでみたかった
私が30代でフリーランスになった理由は、自分のスキルへの不安・疑問があったから。
会社員だと、「自分でお金を稼いでいる」という感覚ってほぼ無いですよね?
どんな成果であれ一定の給与の支払いは約束されていて、かなりおいしい状況だと思います。
でも、自分の力だとどれくらい稼げるんだろう?というのが純粋に気になりました。
そもそも、今後このサバンナのような世の中で生きていくには、経営者目線が不可欠だと前から考えていました。
その経営者目線を養うには、「雇われる」という身から離れることが一番近道では?ということに気づきました。
あと、単純に【自分の力で稼ぐ】という経験をしてみたいというわくわくもありました。
会社員としての安定も魅力。でも、人生一度きりだし、やりたいことやってみたい!と思い、30代のうちからフリーランスになることを決めました。
自分の時間を売っていることが耐えられなかった
私が30代でのフリーランス転向を急いだ理由は、とにかくもったいないと感じたから。
自分の貴重な時間を会社に売っているという感覚を覚えた瞬間、「早く辞めなきゃ!!」と思うようになりました。
特に「時給」で稼ぐ方法って自分にとってすごく嫌だなと。
どんなに成果を上げても、超絶サボってももらえる対価は同じですからね。なんかやる気でねーと思いました。
その時間をもっと自由に使いたい、人生をより豊かにしたいという欲望が強くなりました。
自分の時間を管理し、自分が大切にしたい活動に集中できる環境を求めるようになったのです。
まとめ
- 人とのコミュニケーションが苦手だった
- 出社が大嫌いだった
- 会社の仕事に夢中になれなかった
- 自分の力でお金を稼いでみたかった
- 住む場所を選択できる働き方をしたかった
- 平日8時間拘束されるとやりたいことができない
- 自分の時間を売っていることが耐えられなかった
会社員としての生活には多くの制約があり、自分の価値を最大限に発揮するには限界がありました。
コミュニケーションのストレスや通勤の煩わしさ、会社業務への無関心などが積もり、自分の力でお金を稼ぎ、自由な働き方を実現したいという強い願望に繋がりました。
結果として、フリーランスとしての道を選ぶことになり、自分の時間と働き方に対する満足感を得ることができています。

