移住相談会で自治体に聞いてみるべき質問内容

移住相談会で自治体に聞くべき質問内容 移住前

もし、あなたが縁もゆかりもない土地へ移住を考えているのであれば、移住相談はぜひしてください!

移住担当スタッフや自治体の方に直接話を聞くことで、移住後の生活がイメージしやすくなります。

それにより、移住失敗のリスクを防ぐことができます。

今回の記事では、移住相談でどんな質問をしたらいいのか、私の実体験からご紹介します。

こんな人におすすめ
  • これから移住相談を控えている人
  • 移住に失敗したくない人

生活環境についての質問

移住相談で、これから住む場所の生活環境について質問してみることは大切です。

実際に視察して自分の目で確かめる必要はありますが、それだけでは実際の生活について知ることはできません。

移住相談に乗ってくれる方は、その土地に実際に住んでいますし、生活環境についても非常に詳しいので、ぜひ聞いてみましょう。

物件が多いエリアは

実際に自分たちが住むエリアを決めるために有効な質問です。

住宅地の多いエリアをいくつか挙げてくれるはずです。

また、一軒家・賃貸などの物件スタイルの情報も一緒にお伝えすると、より具体的な回答が期待できます。

詳細は不動産屋さんの方が詳しいですが、ある程度の土地代や家賃相場なども教えてくれることも。

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スーパーやショッピングモールの場所なども把握しているので的確なアドバイスをくれます

住民はどこで買い物をしているか

普段、住民の人はどこに買い物に行くのかを質問しておくのをお勧めします。

数回移住相談をしましたが、地域によって回答が異なり、個性が出る質問です。

とある自治体では、「隣の県の大きな商業施設まで車で買い物をする人が多い」という回答もありました。

移住後の移動手段は

大体の田舎な移住先であれば「車は必須です!」と言われるので、「なぜ車が必須なのか」を質問してみてください。

理由は様々なので、場合によっては自転車でも移動は何とかなる可能性もあります!

(実際に、私たちは自転車で生活できてます)

車が必須な理由例
  • 大体の住民は車を持っている
    ⇒案外、車なしでも行ける可能性あり
  • 坂道が多い
    ⇒電動自転車があれば車なしでも行ける可能性あり
  • バスや電車等の本数が少ない
    ⇒天候が悪い日などは車なしだときついかも

住民の世帯構成

市区町村の住民平均年齢はネットで調べることが可能です。

しかし、平均年齢だけでは、どんな世帯構成の人が多いのか知ることができません。

なるべく、自分たちと近い世帯構成の家が多い移住先の方が確実に住みやすいです。

子供がいれば「ファミリー層が多いかどうか」、子供がいなければ「子なし夫婦世帯が多いか」など聞いてみましょう。

その場で即答は難しくても、後からメールなどで教えてもらえることもあります!

町内会の有無

移住後、町内会トラブルが多発しています。

もし、そういった地域コミュニティに関わりたくない場合は、町内会がない移住先を選ぶとよいです。

ちなみに、私の移住先は町内会制度はなく、同じマンション内での交流もほぼ皆無で、東京と似ています。

同じ市町村内でも、町内会があるエリア・ないエリアがあるので、事前に確認してみるといいでしょう。

移住者の状況と支援についての質問

初めての移住であれば、移住者に対する支援が厚い場所の方が安心できますよね。

ネット上の資料だとぼんやりした表現になっていたりするので、具体的に質問をしてみましょう。

直近数年の移住者の推移について

移住に不安がある人は、できるだけ移住者が多いエリアに移住した方がよいです。

直近、どれくらい移住者がいるのかを聞いてみてください。

だいたいは、「移住者という定義があいまいなのではっきりとした数字は答えられない」と言われます。

もしくは、【最近増えている】のか【県内でも多い方】なのか、といったレベルの情報だけでも聞き出しておくとベター。

移住者がまったくいないエリアは、移住者への支援はそこまで行っていない可能性が高いです。

逆に、移住者が比較的多いエリアであれば、移住者がそこまで珍しくなく、移住支援も活発だと思います。

どんな人が移住しているか

自分たちと同じような年齢・世帯構成の人が実際に移住してきているか?を質問してみてください。

似ている人たちが移住してきているエリアであれば安心ですよね。

Uターン移住ではなく、Iターン移住者が多いかどうかも確認ポイントです。

例えば、ほぼUターン移住者ばかりだと、完全に外から来た移住者に慣れていないかもしれません。

移住者コミュニティの有無

移住後も相談場所が欲しい人は、移住者コミュニティがあるか質問してみましょう。

会社のメンター制度のように、困ったときに相談できる人がいると移住も成功しやすいです。

移住は、住み始めてから想定外のトラブルが色々起きるものです。

公式なコミュニティはなくても、相談者経由で先輩移住者を紹介してくれるかもしれません!

お試し移住はあるか

移住先を決めるために、実際に住んでみるのが究極です。

自治体の中には、お試し移住ができるところもあるので、相談会で質問してみましょう。

必要な手続きについて説明してくれるはずです。

また、お試し移住制度がない場合でも、数日滞在するときにおすすめのエリアやホテルなどを聞いてみると役に立ちます。

地域の安全性についての質問

移住するのであれば、いいところだけではなく悪いところもしっかり確認しましょう。

その土地特有の災害などが起きるリスクがどれくらいあるか、質問しておくことをお勧めします。

ハザードマップについて

移住相談では、そのエリアのハザードマップについて直接質問しておくといいでしょう。

また、直近で起きた自然災害についても聞いておきましょう。

自然災害は予測できないことも多いですが、今わかっているリスクは必ず確認して移住先を決めること。

国土交通省が運営する「ハザードマップポータルサイト」というサイトでも、災害リスクを確認することができます!

気候について

例えば、以下のような質問があります。

移住先の気候についての質問例
  • 冬の積雪がどれくらいあるか
  • 台風が来やすいか
  • 黄砂は来るか

できれば実際に体験してみたいところですが、そうもいかないですよね。

雪にしても、雪かきが必要なレベルなのか、うっすら降る程度なのか、でも全然生活が変わります。

また、同じ市区町村内でも雪がすごいエリアとそうでないエリアがあったりするので、住みやすい場所も教えてもらうとよいです。

あと、移住後の必須アイテム(雪かきグッズなど)も確認しておくと、移住後のイメージがしやすくておすすめ。

まとめ

まとめ
  • 生活環境についての質問:移住後の生活をイメージしやすくする
    • 物件が多いエリア
    • どこで買い物をしているか
    • 移住後の移動手段
    • 住民の世帯構成
    • 町内会有無
  • 移住状況と支援についての質問:移住しやすさがわかる
    • 直近数年の移住者の推移
    • どんな人が移住しているか
    • 移住者コミュニティの有無
    • お試し移住の有無
  • 地域の安全性についての質問:マスト!
    • ハザードマップについて
    • 気候について

自治体の移住相談会に参加したら、ぜひ積極的に質問して理解を深めてくださいね。

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